いつもとはうって変わって静けさが漂う西ドミトリー。普段は仕事帰りの期間工で溢れているが、みな帰省したらしく人影はない。
わずかながら寮に残っている人間もいるが、彼らはほとんど部屋から出てこない。
忙しくて遊びにいく暇ねーよ。
普段からそうぼやいている彼らだが、いざ休みになるとどこにも行かないものだ。
何をしていいのか分からないし、いざ、何かしようと思っても、来月の給料が少ない事に気づき、躊躇してしまう。私には分かる。なぜなら私がそうだからだ。
しかも、ずっと雨ときたもんだ。
何をすればいいんだ?いい年して何も思いつかない。
なので俳句を詠んでみた
すごく嫌な気持ちになった。
本当勘弁してください。