もくじ
期間工で借金を返済して人生をやり直す
借金があると頭の中には常に「自殺」の二文字がある
トヨタの明細を見て思い出したのですが、僕がトヨタで期間工を始めた理由は借金の返済のためでした。
前職を逃げるように辞めた僕はしばらく働かずに、まんが喫茶に入り浸る生活をしていました。朝から晩まで漫画を読む生活。正直楽しかったです。ヒゲも剃らずにジャージで家と漫画喫茶を往復する毎日。薄給だったので貯金などなく、あるのは「俺はいままで頑張ったんだから、その分好きな事をするんだ!何が悪いか」という世の中に対する憎しみじみた言い訳だけでした。正直、先のことなんか考えてなかったし、死んでもいいと思っていました。
当然、家賃は払わなければならず、お金はすぐ底をつき、すぐさまキャッシングに頼る生活を送ることに。それでも働こうとは思わず、借りて、借りて借りまくりました。返すために借りて、限度額いっぱいになったところで、やっと日雇いをちらほらいれて、それで返すという生活。借金は300万になっており、ほぼ詰みの状況です。「貧すれば鈍する」の言葉どおり、借金があると人はマイナスの方向に思考が向いてしまいます。「死ぬ」とか「どーでもいい」とかそんなことばかり口にしていました。給料から家賃払って光熱費食費払って返済…無理だろ…。普通に働いていたら300万返すのって途方もない事に思えてしまうんですよね。当時は楽に死ぬ方法ばかり考えていました。
そろそろ死のうかな。と考えていた時
東日本大震災が起きました。
僕の実家は東北です。家に帰った時にみた光景が忘れられません。
街はありませんでした。多くの人がいなくなりました。
復興の仕事を手伝いながら、流石に、今のままじゃ駄目だろ!と思いました。自分のようなクズでも今は生きている。一応、先の時間もある。頑張ればなんとか生きていける。
やっと前向きになって仕事を探し始めました。どうにかして借金を返さなくてはならないので、とにかくお金のいい仕事を探していたところ、知人に期間工を教えてもらい、無事働くことができたという具合です。その時点で、返済は滞っており、ブラックになっていたので、自分で部屋を借りることもできない僕には寮住まいなのも好都合でした。
期間工は給料をほぼ返済に当てることができる
働き始めてからは、口座にはいったお金はほぼ全て返済にあてました。毎月20万円近く返していたので借金はどんどん減っていきます。不思議なもので、少額で借金を返している時は苦痛だったのに、月に何十万単位で返済していくと、減っていく借金の額をみるのが楽しくなってきたんです。
一年で借金300万円を返済する
300万近くあった借金は一年もかからずに全て返済できました。
期間工は給料の他に入社した時に貰える「祝い金」や一定期間働いたら貰える「満了金」があるのですが、最初は貰った給料はほぼすべて返済にあてました。自分で使えるお金は数万円…。ただ、2〜3ヶ月働くと、だいたい月にいくら貰えるか、満了金はいくら貰えるかが分かってくるので、返済の計画を立てやすくなり、少しだけ余裕を持つことができました。
借金返済が目的なら周りになにもない環境の期間工がオススメ
近くに遊ぶところがあると誘惑に負けてしまいますので、できるだけ娯楽施設のない田舎にある工場がおすすめです。あとは寮に食堂があるとベストです。食べた分は給料から引かれるので、給料を全額返済しても生きていくことができます。
僕が借金を返したとき働いていたトヨタは理想的な環境でしたので、借金のある人はトヨタがオススメです。
トヨタは支給される交通費も他社より高かったので、とにかくお金が欲しい人はトヨタの面接を受けてみて下さい。
手持ちのお金がない人は前借りできる派遣がオススメです
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